雑記

好きな映画は『お嬢さん』『青い春』『ピンポン』『天気の子』です

『モスラ3 キングギドラ来襲』を観ました

引き続きGYAOで観れるシリーズです。前回がモスラ2だったので今回は3になります。

 

↓『モスラ3 キングギドラ来襲』(2020/10/21まで観れます)

https://gyao.yahoo.co.jp/player/00799/v08916/v0869000000000532126/

 

タイトル通り現代にキングギドラが来襲し、至る所の子供を攫いドームのようなものに閉じ込めるのですが、攫われた兄弟を助けるために少年が奮闘したり、モスラが過去にタイムスリップしキングギドラと戦ったりする話です。

 

キングギドラ、金色でトゲトゲしてて厳つくて明らかに強いとわかるフォルムなのがいい。実際恐竜を絶滅させているし……。キング・オブ・モンスターズのときは夜だったので色があまりわかりませんでしたが、今回は昼なのでバッキバキの金なのがわかってよかった。

 

過去に戻りキングギドラと戦うも敗北してしまい、モスラは繭として現代まで戻り羽化・パワーアップをしてキングギドラと再戦を果たすわけなのですが、羽化のシーンが綺麗だった。薄い羽根が伸ばされて硬化していくさま、浪漫がある……。ただやっぱり強化されたモスラは顔が可愛くないのが残念。モスラ、戦闘向いてなさそうだもんね……。あと普通に体当たりしていた。対キングギドラでどうやって倒すのかと思ったら、羽根でキングギドラの翼を切り裂き落下させたりする方法だった。2でもダガーラをピラミッドの頭上に落としていたけど(倒したあとかもしれない)もしかして結構メインウェポンなのかな……。

 

あとキングギドラは人間だけではなく地球そのものを滅ぼそうとしているため、今まで人間を滅ぼそうとしていた妖精の姉が仲間側に加わったり、話の終わり方としても綺麗にまとめられていてよかったと思う。

 

個人的にはモスラ2の方が話と戦闘と服飾が好きですが、これはこれでかなり面白かったです。キングギドラ強いし。いつか平成モスラ3部作の1も観たいですね。

『モスラ2 海底の大決戦』を観ました

前回に引き続きGYAOで観れる映画シリーズになります。

 

↓『モスラ2 海底の大決戦』(2020/10/16まで観れます)

https://gyao.yahoo.co.jp/player/00799/v08915/v0869000000000532125/

 

怪獣映画はたびたび観たことがあるのですが、モスラをちゃんと観るのは今回が初めてです。たのしみ。観たことある怪獣映画は『ゴジラ(1954)』『シン・ゴジラ』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『小さき勇者たち〜ガメラ〜』です。正直モスラ見たことないのに2からで大丈夫なんですか?とは思うのですが、怪獣映画の時系列は無視しても結構平気なのでは……という謎の安心があります。平成ガメラシリーズをお勧めされて、借りるのを間違い小さき勇者たちが最初に観たガメラになってしまったりしたので……。

 

モスラ2 海底の大決戦』は、ゴーゴという謎の生物と少年少女が出会い、ニライカナイに眠るお宝を探しに行く話なのですが、同時にニライカナイを滅ぼした原因でもあるダガーラという怪獣が復活してしまい、モスラニライカナイの神殿を守りながら戦うという話になっています。

 

そもそもモスラのことをキング・オブ・モンスターズでしか知らなかったので戦闘できるの!?という感じだったのですが、目からビームを出したり羽から雷を落としたりと結構攻撃手段がある……。ただ腕や羽の関係上肉弾戦にはできないので怪獣プロレスが好きだとどうしても物足りなさが出てくるんじゃないかな……とは思いました。

 

とはいえ私はモスラの見た目が好きなので画面に映っているだけでそこそこ楽しかったです。しかしその見た目も後半になるとフォルムチェンジしてしまい、セミとトビウオの中間みたいになります。あまり可愛くはない……。その状態でダガーラと海中戦を繰り広げるわけですが、上空から戦闘を見たときに海の中でビームが光るのがかなりかっこよくてよかったです。

 

あと出てくる妖精姉妹の服とかニライカナイの神殿のデザインがかなり良くて、レトロで可愛いんですよね……。作中に出てくる衣装が作り込まれているとそれだけお金がかけられているということにもなりうるのでテンションが上がります。単純に可愛いものが好きなのもありますが。ダガーラのデザインもかっこよくてよかったです。ただモスラと戦っているとドラゴン系の羽は強そうなのでモスラの羽が心配になります。弱そう……怪我しないで…………

 

モスラの歌も初めて聞いたんですけど民俗調っぽいメロディがかっこよくてかなり好きでした。マクロスFのアイモの歌はやっぱりこれが元なのかな……。

 

戦闘とか服とかの話もしましたが、なんといっても話がちゃんとわかりやすくてまとまっているのがいいですね。かなり面白かったので……。私の観たガメラは結構SFホラーテイストでしたが、モスラはホラーではなくファンタジー要素が強い感じで、イメージとしては妖怪大戦争あたりが近い気がします。こちらの方が後ですが……。

 

長くなりましたが『モスラ2 海底の大決戦』、よかったのでおすすめです。『モスラ3 キングギドラ来襲』も観る予定なので次回書きたいなと思います。

『ビーチ・シャーク』を観ました

GYAOの無料配信映画一覧をたまに見ては気になるやつをピックアップしているのですが、期限が近かったのもあり今日は『ビーチ・シャーク』を観ました。

 

↓『ビーチ・シャーク』(GYAOで2020/10/14まで観れます)

https://gyao.yahoo.co.jp/player/00460/v12921/v1000000000000002346/

 

GYAOの気になる映画の期限と録画した映画の一覧を書き出しているようす

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ビーチ・シャーク』は、人口減少が進んでいる島を救うためと意気込みつつ、町長のボンボン息子が島で音楽パーティーを開こうとするのですが、パーティー間近になり砂浜にサメが出るようになり……!?という話です。サメが進化して砂浜を自在に泳げるようになります。

 

デビルシャーク後なので映画として成立していることにまず感動してしまう。ちゃんとあらすじが説明できるしサメと人が同時に画面に映ります。数千人規模らしいパーティーは多く見積もっても50人くらいしかいませんでしたが……あと文字通りパリピがサメに食われます。字幕版で観ましたがパーリーピーポーと言っていました。

 

観た感想ですが、個人的にはあまり面白くなかったです。ちゃんと映画として成立しているしサメがなぜ進化したのかとか倒し方なども理屈を立てて説明されているのですが、笑いどころがあんまりないのと逆に映画としての体裁が保たれているため印象に残りにくいというか……。私がB級映画に主に求めているものが勢いなこともあり、ちょっとツボにははまらなかったかなあと思います。

 

逆に良かったところは町長のボンボン息子のキャラクター性とサメの倒し方です。町長のボンボン息子、借金を残して半ば勘当のように島から出ていたらしいのですが、島に帰ってくるなり早々父親にパーティーの計画と島の再興を持ちかけます。そこから利益と己の保身のために邁進するわけですが、島で好きな女の子に会って皮肉を言ったりだとか途中で父やその好きな女の子が死んでしまうわけですが、そこに対しての演技だとか感情の表し方がめちゃくちゃいいんですよ。女の子に至ってはサメに下半身を食べられて死んでしまうんですけど、その女の子をサメに食われないように砂浜から引っ張って死なないように(?)内臓を戻したりしようとしたり、ずっと好きだった旨などを話します。結局彼女は息を引き取ってしまうわけですが、死んでしまった後にめちゃくちゃ腰が引けているキスをします。人間味が現れていていい……。最終的にこのボンボン息子もサメに食われて死んでしまうわけなのですが、まずサメの倒し方から。

 

この映画のサメは砂の中にいるものが主なのですが、倒す方法としては「サメを全部誘き寄せて1100度以上の高温で砂を熱してガラスにして閉じ込める」というものでした。なのでナパームでガラス化させるために周囲にサメをおびき寄せる作戦になります。しかし途中で仕掛けが壊れてしまい、ボンボン息子が直しに行くと完全に断線しており、決死の覚悟で自身がサメの囮になり最終的には三方向からサメに食べられてしまいます。この食べられる直前、雪が積もった時に子供が寝っ転がって手足をバタバタさせて模様をつけるやつをやっていて、そこはかなり面白かったです。そして犠牲を得ながらも大量のサメをガラスに封じ込めたと思ったら、今まで出てきたどのサメより明らかに巨大なサメが出てきて、太刀打ちできずに終わる……というオチでした。オチまで話してしまいましたが。

 

ここまで書いて「もしかしてビーチ・シャークのこと好きかもしれない……」という気分になってきましたが、多分町長の息子が好きなだけだと思います。あと町長の息子は主人公ではなく、実際の主人公は保安官なのですがあまり印象には残っていないです。

 

ビーチ・シャーク』、個人的にはおすすめではないですが、明日まで観れるそうなので興味のある方は是非。

『デビルシャーク』を観ました

数日ぶりです。台風などもありますがいかがお過ごしでしょうか。映画強化期間三本目です。先日、にじさんじのでびでびでびるさまと北小路ヒスイさんがデビルシャーク同時視聴を行なっていたのでそれのアーカイブを観ながら同時視聴を行いました。人生で2回目のデビルシャークです。

 

↓【同時視聴】でびさまとデビルシャーク【にじさんじ/北小路ヒスイ】

https://youtu.be/2wzdRSZhE2g

 

元々でびさまが好きで北小路ヒスイさんは初めましてだったのですがかわいいですね、好き……。どうしても今回は同時視聴だったので配信内容と書いている内容が被っている部分がありますが、ご了承ください。アーカイブ見てね…………!

 

ちなみに人生で1回目のデビルシャークは今年の初めに観ているのですが、そのときの感想がこちらです。

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人生2回目のデビルシャークですが、2回目でも全く内容が入ってきませんでした。同時視聴をもってしても開始20〜30分で眠くなってきて(労働後なのもありますが)仕方ないのでスクワットをしながら観ていました。70分しかないのに……。

 

基本的にはサメの悪魔(こう書くとチェンソーマンっぽい、サメの悪魔いますが……)が人を食い殺したりする話なのですが、基本的に襲われる人間と取り憑かれた人間にフォーカスが当たるため断片的な映像が連なったものになり、人が覚えられずに?となるのと、長回しのシーンが多いのでただ単に飽きます。広げられた風呂敷を畳む気がない。

サメのCGは使い回しだけどかっこよくていいです。パッケージのやつ。なぜ目が光るかはわかりません。

 

あと高確率で吐きます。悪魔ものそんなに観たことないのでわからないんですが、ゲロ吐くジャンルなのかな……。

 

話の流れとオチなのですが、最初に凶悪犯罪を犯したシスターが女性を殺して悪魔への生贄として湖に投げ込み、一年後に本編時空に突入。でもラストのシーンで別の女性が湖畔で同じシスターに殺されたのち一年前に殺された女性がシスターに復讐をしにくるわけですが、この時空は…………何!?冒頭部と同じ時空!??もしかしてサメに乗っ取られたので怪我が治りました!的なやつだったのかな……

 

最後のCパートも不明です。脈絡なく水族館ではしゃぐ女の人の映像が10分弱流れたと思ったら豹変してしまう。デビルシャークは偏在する……。いやでもよくわからないですけどCパート謎に好きなんですよね。わからないけど……。

 

わからなさ、終始説明がないんですよね。説明も冒頭部から本編に移る際の「一年後」しかない。ナレーションもなく、登場人物のセリフのみで話が展開していくので……。あとたまに本編に「そこいる?」みたいな映像が挟まれたりするのもわからなさの原因だとは思います。脈絡のない変質者とか……。

 

あと説明なく人が死ぬため(パニック映画だから当たり前なのですが)キャラに愛着が湧く前に死んでしまったりだとか結末が描かれないというのもあります。神父は死んだのかな……。

 

2回目なのに謎ばかりが残りました。怖いもの見たさの方やひたすら水着のお姉さんが見たい方にはいいかもしれませんが、おすすめはしません。

『劇場版名探偵コナン 紺青の拳』を観ました

秋なのもあり、個人的な映画強化期間なので録画して放置されていた『劇場版名探偵コナン 紺青の拳』を観ました。

 

↓『劇場版名探偵コナン 紺青の拳』予告

https://youtu.be/2X-JSRWnH1Y

 

ちなみに劇場版名探偵コナンは『時計じかけの摩天楼』『14番目の標的』『世紀末の魔術師』『瞳の中の暗殺者』『天国へのカウントダウン』『ベイカー街の亡霊』『迷宮の十字路』『銀翼の奇術師』『純黒の悪夢』『ゼロの執行人』は観ました。この辺もあとでまとめておきたい。(個人的には『時計じかけの摩天楼』『世紀末の魔術師』『ベイカー街の亡霊』『ゼロの執行人』が好き)

 

今回観た『紺青の拳』ですが、大きな建物を壊したいという気概みたいなものが感じられてよかった。劇場版コナンはよくそういう気概が感じられるので好き……怪獣映画でもそうですがフィクションで街が破壊されるのかなり好きなんですよね。でかくて硬いものが壊されるとうれしい。スケールがでかいとうれしい。

 

あと冒頭で殺人事件が起こった直後に脈絡無くマーライオンが血?を吐いたのが良かった。あれなんで吐いたんですか?金曜ロードショーバージョンだから何かカットされてたのかな……脈絡がなくてもマーライオンが血を吐いてたら面白いのでいいのですが。この時点で「変な映画だ!好き!」となってしまったので……。

※2020/10/10 追記 マーライオンが血?を吐くの、海賊への合図だったらしいですね。脈絡、あった……!

 

あと今回は京極さんがメインの話だったので肉弾戦がよかった。強い人が出るとうれしい。劇場版のコナンは爆破シーンとアクションシーンには特に力を入れてくれている気がする。京極さんが出ると必然的に園子も力を入れて描かれるんだけど、かわいかったな……。ただ背負い結びしたまま戦われるのはちょっと可哀想だった。酔いそう。

 

窮地に陥ったコナンとキッドが「最強の切り札」として京極のミサンガを外し解放するの、律儀に約束を守っている京極が少し面白いし決めながら最強の切り札と言う割にはかなり他人任せだな!?と思ってしまった。人力リミッター解除。いやかっこよかったですけど……

 

最初にも書きましたがマーライオンが血を吐いた時点でコナン映画の中ではかなり好きでした。人に最初にコナン映画として勧めるかと聞かれると違いますが、ツボにハマったらかなり面白いと思います。ぜひ。

 

 

 

『カンフー・ヨガ』を観ました

最近はずいぶんと涼しくなって、空には魚のサシみたいな雲が浮かんでいたりだとか、ふとしたときに金木犀の匂いがして発生源を探してしまう季節になりました。秋。

 

芸術の秋というわけか、現在あんさんぶるスターズ‼︎では『銀幕 死闘の桃源郷偶像拳』というイベントが開催されています。どうやらアイドルたちがカンフー映画に出演するらしい。その映画には私の推しユニットであるfineも参加するようだ。アイドルがおそらく初めて出るであろう映画がカンフー映画なの、すこしB級映画っぽさがあって良いな……と個人的には思うわけですが、これは私がB級映画が好きだから思うだけです。そういう質感が好き。

 

アイドルたちが映画に出演するにあたり、ストーリーを読む前にカンフー映画を見ておきたい気持ちが高まってきました。なぜならその方が空気感に馴染めるから……そういうわけで観れるカンフー映画アマゾンプライムで探していたわけですが、数年前にすごく観たかった『カンフー・ヨガ』があったので観ました。

 

↓『カンフー・ヨガ』の予告

https://youtu.be/kg4vscnJSEU

 

 

最初から最後までお祭り映画で良かった。話の構成としては、大昔にマガダ国の王家が唐に献上する予定だった財宝がどこかに眠っているというのでそれを探したり奪いあったりするもの。冒頭で大昔の戦の様子がフルCG?で流れるのですが、どこを観ても贅沢でいい。

 

個人的な見所としてはインドの芸人が集まる広場で戦闘が行われる際、敵が火吹き男に燃やされたあとターバンを巻きつけて消火したりだとか、カラフルな投げる用の粉の玉があったりとか、仙人が浮いていたりする。

 

あと派手なカーチェイスジャッキー・チェンと相乗りしたライオンは車酔いするし、良い感じに映画をまとめたのかなとクライマックスの全員で仏像に祈りを捧げているシーンを見ていたら、シームレスにニッコニコでジャッキー・チェンが踊り出す。なぜなら中国とインドの合作映画だから……(見たとき普通に訳がわからなくて横で寝ている母をたたき起こしてしまった)しかも踊ってる最中に衣装チェンジもする。

 

視聴後、よくわからなさと楽しさが同時に訪れてくるので不思議な気持ちになるし、謎の達成感のような爽やかさがある。

 

カンフー映画のサンプルとしては間違っていたであろう点を除けばおすすめです。