『記憶にございません!』を観ました
今日は故あって『記憶にございません!』を観ました。諸事情で流し見な部分もありましたが……。あらすじとしては、悪政を敷きすぎて石を投げられた総理大臣の記憶がなくなってしまい、どうにか総理大臣を続けるという話です。
↓『記憶にございません!』予告
この映画は三谷幸喜作品で記憶喪失ものなので共感性羞恥の心配をしていたのですが、うまい具合にギャグと絡めてあるので軽い感じで観れました。三谷幸喜作品、ステキな金縛りや有頂天ホテルは好きですがラヂオの時間は泣くほど嫌いなので不安だったのですが、楽しく観れました。2時間あるのを感じさせない軽さ。話もわかりやすいというか、オチのつけ方が個人的には好きです。風呂敷を畳め切らない希望を残した余韻の持たせ方になっていました。オチが好きなのでここでは話しません。君の目で確かめてくれ……!
強いて言うならニュースキャスターが他から浮いて見えるというか妙に外国の番組みたいな政権批判だなあと思いましたが、リアリティラインとかの問題なのかもしれない。
あとキャストも良くて、クセの強い小池栄子がとにかく面白くて場を和ませてくれます。個人的には小池栄子が最高映画に属してしまいました。邦画はあまり数を観ていないので、まだこの映画しかありませんが……。佐藤浩市と草刈正雄はいつも三谷幸喜作品に出てるよね、この2人出るだけで三谷作品なのかなって思ってしまう。他にもディーン・フジオカ、吉田羊、田中圭、濱田龍臣、ROLLYなどが出演しています。豪華!ROLLYは覇気のないROLLYなので普通にわからないです。
個人的には三谷幸喜作品の中で一番好きかもしれないです。何よりオチが良かったので。終わり良ければすべて良しなのでオチがいいと加点が大量に入るシステムになっています。邦画で画面を見なくても結構話がわかるので作業用としてみても問題ないかと思います。共感性羞恥にならないラインとギャグとリアリティラインササ差おすすめです。今だとアマゾンプライムで観れるので是非。