雑記

好きな映画は『お嬢さん』『青い春』『ピンポン』『天気の子』です

9/25

 生まれて初めてボルシチやフルーツサンドを食べた。よそられたボルシチを見て、本当に赤いんだ!と感動した。ビーツ自体は色のついた大根っぽい。ベースはコンソメのような野菜のだしがきいた味で、お好みで入れるサワークリームか牛肉、もしくは両方から脂のコクが出ていておいしい。

 フルーツサンドは、様々な果物がホイップクリームやカスタードクリームと一緒に挟まれている、普通のコンビニで売られているものだ。自分では手に取らないからわからなかったけれど、フルーツサンドは鎮座しているだけでかわいい。ふわふわの食パンに柔らかくて甘いクリームが挟んであるだけで幸せになれるのに、果物まで入っているのだ。美味しくないわけがない。未知の料理は新鮮な気持ちになれて良い。

 

 散策をした。大きいカマキリがいた。捕まえたのち離したら翅を広げて威嚇された。様々な虫を捕まえる癖がある。これは蝶の写真。

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 ペットショップ?ペットホテル?のような建物の前を通ったら、ガラス越しにルリコンゴウインコが見えた。大きくて派手!

 知らない植物も見かけた。なんとなく種類が判別できたら追記したい。

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 お城の堀に通りがかったところ、白鷺が水の中を歩いては、何かをつついていた。木の上には黒い鳥が翼を広げていた。おそらく川鵜なんだろうな、と思う。堀の中には亀やら鯉やらが遠く泳いでいるのが見える。写真の下側に赤く見えるのが普通の鯉だ。明らかに大きく、普通の鯉の4倍はありそうな魚影が中央右に見えるかと思う。きっと堀のヌシだ。

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 お城には出店があった。猪と雉と鹿の串カツを売っているお店があったので、一つずつ食べてみることにした。猪は牛と豚の中間っぽい味で、少し羊みたいなクセがある。雉は弾力があって旨味の強い鳥もも肉に近い。鹿は豚肉に近い気もするが、ものすごくさっぱりしている。どれもおいしかったが、個人的には雉が1番好きだ。雉も鳴かずば撃たれまいとは言うが、こんなに美味しい鳥があんなに地面を横断していて、その上大声で鳴いていたら撃たれるな、という納得があった。

 他にもピリ辛の玉こんにゃくをつまんだり、冷たい抹茶を飲んだ。冷たい抹茶はそれだけでもおいしかったが、茶菓子もつけることができたので、頂くことにした。軽石みたいな質感の、赤と白の茶菓子を食べた。赤い方は木苺味で砕いたアーモンドが入っている、メレンゲとアーモンドプードルを焼いたのかな?という雰囲気の菓子。白い方は前者の木苺やアーモンドを抜いた軽めの菓子だった。抹茶にしては随分と洋風な菓子が出てきたのが、意外で面白かった。

 

 映画『シン・ウルトラマン』を観た。シン・ゴジラと同じくゴジラウルトラマンにも焦点が当てられるが、災害に面した人間が努力する話が主だ。人間のことが嫌いだしあまり好みではないのかもな、という内容だったが、それでも楽しく観ることができたので、とても面白かったんだと思う。

 冒頭部が1番好きかもしれない。ウルトラQの音楽が流れ、ものすごい量の情報量が垂れ流されるシーン。とてもわくわくさせられた。

 単純に好みの問題なのだが、着ぐるみ!地響き!怪獣プロレス!というものの要素があまりないのが残念だった。ウルトラマンはベーターカプセルの力を使いこなしているので、浮遊もするし着地も滑らかなのだ。

 メフィラス星人は着ぐるみ然とした愛嬌がなくなって、それこそエヴァンゲリオンみたいなフォルムになっていてショックを受けたし、ゼットンFGOの異聞帯アルテミスみたいになっていた。

 面白い映画だと思うし人にも勧めたくはなるのだけれど、それはそれとして私の好みとは違う映画だと思う。でも確実に観て良かった映画だ。実はまだエヴァンゲリオンを観たことがないのだが、同じ状態にならないか今から不安だ。

 

 本屋にムーミンのニョロニョロのルームライトが売っている。見るたびに欲しい気持ちになるのだが、割といいお値段なので手を出せていない。部屋に光るニョロニョロがいたら、きっとご機嫌になれると思う。