雑記

好きな映画は『お嬢さん』『青い春』『ピンポン』『天気の子』です

10/16

 少し遠出をして、ダリで有名な美術館に行った。かなり瀟酒な佇まいをしている。

 展示はダリと西洋絵画を中心に集められていた。ダリに関してはブロンズ彫刻なども多く展示されていて、その中でも頭と手が薔薇の花束のようになっている少女の像「不思議の国のアリス」と、名前の通り白貂の取っ手がついた引き出しのある「引出しのあるミロのヴィーナス」が印象に残っている。いや、印象という点では「キリンのヴィーナス」が1番かもしれない。どうやっても内部に収納できない長さの引き出しが出ている、首が異様に長いミロのヴィーナスの像だ。インパクトがすごい。

 絵画の方もダリが中心ではあったが、ルノワールピカソゴッホの絵なども展示されていた。特にルノワールの絵は柔らかいタッチで繊細で、かなり好みの印象だった。また、モーリス・ユトリロという作者の、ノスタルジックな色合いの風景画がとても良かった。名前を覚えるくらいには。

 帰りに、展示されていて良かった絵のポストカードを 買った。PJクルックの「きつね」とアルフレッド・シスレーの「積み藁」、モーリス・ユトリロの「モンマルトルのソル通り」。PJクルックの作品は額縁まで絵が描かれていて不思議だった。シックな色合いときつねの表情がなんともいえず良かった。「積み藁」は確実に現物を見れて良かった作品だと思う。写真だとあまり見えないが、実物だと藁の影の縁のところに紫が入っている。それにより透明感が生まれていて、綺麗で華やかな絵だった。どれもあとから見返して満足することだろう。ダリのことはよくわからないけど、足を運んでみて良かったと思う。

 

 1日でジェラートを2回食べた。1回目はどんぐりとワカサギの甘露煮味、2回目はほうれん草とお米味にした。どんぐりはかなり甘いナッツ系で、どんぐりを割った時の匂いがした。ワカサギの甘露煮は、ミルクジェラートに甘露煮が練り込まれてその上にワカサギの甘露煮が刺されたものだった。あまじょっぱい味で案外嫌ではないが、口の中が魚の風味になる。ほうれん草は抹茶っぽい風味。お米はミルク系だけどさっぱりしてコクがあり、お米の粒々が入っているので食べていて楽しい。花豆味などもあったので、次回も不思議な味があればチャレンジしてみたい。

 

ワカサギの甘露煮が刺さったジェラート

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少し紅葉してきた山。空が広くて良かった。

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 道の駅に寄ったところ、見慣れない食べ物が多く存在した。ビーツやさるなしの実や大きいなめこ、名前すら書いてない謎の赤い実などだ。一袋が大きいので手は出せなかったが、生活が落ち着いてタイミングが合えば挑戦してみたい。

 

 用事があってニトリに立ち寄ったのだが、店の前におけらが落ちていた。捕まえて手がモグラみたいになっているのを眺めた。満足したので逃がそうと思ったが、周りに土らしきところがなく、結局入り口にそのまま置くことになってしまった。一体どこから来たのだろうか……。無事だと良いが。

 

 AmazonのFire TV Stickを使って動画を見ていることが多いのだが、操作していないとスクリーンセーバーが表示される。切り替わる風景画像の下に、「アレクサ、〇〇してと言ってみて」と書かれたものだ。スクリーンセーバーを眺めていると、「アレクサ、上上下下左右左右BAと言ってみて」と表示されている!アレクサにもコナミコマンドが実装されているらしい。実行してみたが、アレクサがスーパーアレクサになった。違いはわからない。ともかく面白かった。