『名探偵ピカチュウ』を観ました
名探偵ピカチュウ最高!!!!の気分になりました。今回見たのは吹替版です。
名探偵ピカチュウ、ピカチュウからおじさんの声がするなんて……と最近のおじさんブームに乗るようで気にくわない節があったのですが、本当にピカチュウがかわいい。とにかくかわいい。最初は憎たらしいピカチュウめ……という気持ちなんですけど(この感情もかなりアニポケ初期っぽい、サトシがゴム手袋してたころの……)愛着がかなり湧いてくるんですよね。あと結構シワシワになるし。シワシワなのがかわいい。
あらすじですが、父親が死んだとの知らせを受けた主人公ティムが、父親の相棒の喋るピカチュウや記者の卵のルーシーとその相棒コダックなどと共に父の死の真相を突き詰めていく話になっています。
話の筋にかなりミュウツーが絡んでくるのですが、これミュウツーの逆襲の20年くらい後なんですね。同一個体だったんだ……となっちゃいました。ミュウツーの逆襲が大好き…………。
やっぱりポケモンの映画なので体表の処理というか具現化の仕方がうまくて、ピカチュウはねずみだから毛が生えているしリザードンは爬虫類だから鱗だし、フシギダネはカエルだからすこしヌメッとしているんですよね。フシギダネが本当に可愛かった。キモリもヤモリモチーフなので二層歩行せずに壁に張り付いているし。そういう細かいシーンが良かったのと、単純にポケモン数や小ネタが多いので目が足りなくなります。あと2回くらい観るかもしれない。
個人的には渡辺謙が出てきただけでかなりテンションが上がっていたのですが、ポケモン映画としての質が高くて良かったです。ポケモンを求めていたなら間違いなくこれで合っているのでは。ただポケモンを知らないと面白さは半減してしまうかもしれないです。事前に『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』と外国版ポケットモンスターOPを知っているとより楽しめるかと。是非。